仕事辞めたい

「仕事やめたい・・・」20代の離職で考えておきたいこと

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新卒者の就職率が好調に推移しています。2017年3月の大卒者における就職率は97.6%という統計が出ており、これは6年連続での上昇です。かつて「就職氷河期」と呼ばれた時代は、もはや過ぎ去ったという内容が一部のメディアでも報じられています。

しかし、就職に関する問題はこれで終焉したわけではありません。もちろんこれから先に再び就職難の時代がやって来るとも限りませんが、今現在でいえば「就職した会社の短期離職」が挙げられます。在学中から就活に力を注いできたものの、入社した会社を2年から3年、場合によっては1年未満で離職してしまう方は決して少なくありません。

短期離職となる理由は様々ですが、それらは全てご自身の経歴として残り続けます。20代で離職を決断する前に考えておきたいご自身のこと、そして社会のことを2点に絞ってお伝えします。

「期待外れの職場」と結論づける前に・・・

就職した会社を短期間で辞める、という行為自体は昔からあるので、このテーマに目新しさを感じる方は少ないかもしれません。それに、短期離職をしているのは何も20代の方に限ったわけでもないのです。

そういった点ではある意味誤解も招きかねないテーマですが、現代社会においてキャリアをこれから積み上げていく世代が何を思って短期離職を決断するのか、または離職する前に何を思うべきなのかを考えることは大切です。

試験や面接といった選考を乗り越えて就職にたどり着いた20代の方々が、実際に入社して最初に目にする光景は「理想と現実のギャップ」ではないでしょうか。

多くの方は就活中、志望する会社で活躍する自分の姿を想像していることでしょう。長所を生かし、その能力に適した部署でプロジェクトをこなしていく。そういったポジティブな発想を、キャリアのある先輩社員は「甘い」と断言するかもしれません。

確かに、いくら研修で学んだといっても実務レベルの経験がない(または浅い)20代の新人社員が、いきなり他社との取引や多額の投資がなされたプロジェクトで出色の活躍を果たすのは困難と言わざるを得ません。重要なプロジェクトになればなるほど、そこには百戦錬磨の猛者が控えているものです。

もし、理想と現実のギャップに幻滅して離職を考えているなら「地に足をつける」という観点で今一度ご自身や周囲の状況を見つめ直してみることをお勧めします。なりたい自分の姿があるからといっても焦りは禁物。一足飛びに歴戦の猛者達と肩を並べようとするよりも、今自分がすべきことを積み重ねていけば道は自然に拓かれていくでしょう。

変わりゆく職場の人間関係

現代社会の特徴的な背景として「真摯に指導してくれる上司や先輩が少ない」という点があります。職場の人間関係、特に先輩社員らとのディスカッションで冷たい雰囲気を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

多くの方がご存知のように、職場の人間関係が離職の原因で上位となっているのはここ最近に限った傾向ではありません。しかし、離職につながっている人間関係の「あり方」に注視すると、そこには今の時代らしい原因が潜んでいることがわかります。

現代社会ではかつてのように「仕事は目で盗め、見て覚えろ」といった風潮は一部を除けばかなり薄れました。新卒で入社した方はもちろん、キャリアのある中途採用者に対しても充実した研修を行っている企業が増え、実務レベルでも管職などが指導を行う体制が整っています。そのような新人社員を指導する方々にもそのための教育がなされています。

しかし、そこで行われる指導は「業務遂行のためのロジック」であることが多く、そのロジックを受け取る「個人」にまでは及んでいません。つまり、誰が受けても同じ指導がなされ、その内容や指導技術は優れていても「人対人」という角度においては関知しない、という方針が往々にして存在しています。

現代社会は「人対人」を重視した指導を各企業で行うのが難しい時代となっています。時間やコストといった側面もありますが、人と向き合うには時として厳しさを伴わなければならない場面もあります。

それが「行き過ぎた指導」や「価値観の押し付け」という批判になって企業へ返ってくることもあるのが今の時代なのです。さらに言えば、そもそも人との結びつきが希薄となった時代背景もあります。

ご自身がそういった「人としての冷たさ」に不満を感じて離職を検討しているなら、会社以外で精神的な結びつきが得られる機会を作りましょう。メンターを見つけてみるのも良い方法かもしれません。ご自身が対人関係において良い影響を与えられる存在となれば、職場の空気も変わっていくはずです。

会社勤めもひとつの冒険

超情報化社会の現代、インターネットは私たちに豊富なアイデアを与え続けています。入手する情報には実に魅力的な事象や人物も含まれ、つい自分の現在地と比較してしまうという方も多いでしょう。

「20代は冒険の時!」というフレーズを見て「今の会社勤めのままでいいんだろうか?」と自問しているなら、今の会社勤めも人生においてひとつの冒険であることを再確認しましょう。そういう意識のもとで日々の業務にあたるだけでも、会社や仕事に対する思いは違ってくるかもしれません。

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